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Posted by at ◆

九ちゃんのこと


いっこ下にもにこ下にもからかわれてしまう人がいる。



K2『唄、終わったら起こしてもらえますかね〜明日早いもんで。。。あとボリュームさげてもらえます?』


『先輩』なはずなのに、怖くない人がいる。

尊敬してないわけじゃない。

敬語とか使っても居心地が悪そうだから、

自然と『ため口』になっていく。





お洒落で、

優しくて、

賢くて、

自然で、

シャイで、

唄が上手。


このブログではおなじみ筆者が敬愛してやまないドラマー、
『和典くん』(←mikiのご主人 クリックしてみ)曰く

『よいミュージシャンの条件はポンコツ感である。』

ふむ。

確かに社会人として『マトモ』な人は、ミュージシャンとしてダメな場合が多い。

そういう意味では九ちゃんはかなり『マトモ』なのに何故かポンコツ感がある。

高校時代、笑顔が坂本九に似てるという理由でつけられたあだ名が『九ちゃん』。

多分このまま行くと一生『九ちゃん』って呼ばれる九ちゃん。

丹生川生まれの九ちゃん。

西荻生まれのゴロちゃん。





『カルビア』仕掛け人の一人。

大好きなひと。

  

Posted by イチロウ at ◆2011年08月16日16:06

Mさんのこと


Mさんとは小、中、高、ずっと一緒だった。
有名な美術家の両親のもとで育ち、有名なお医者さまを叔父にもつ、いっこ上の先輩。
美人で、スタイルも良くて、聡明で、センスも良くって、スポーツもできて、正義漢で、、、
何故かこういう人が、ごくごくたまに居るものです。

始めてMさんと話した時のことをよく覚えている。
中1の夏だった。
僕は始めて女の子と『付き合う』ことになった。

当時女子ハンドボール部だったMさんに下校中に呼び止められた。
Mさんは早足に近寄ってきて僕を見上げて言った。

『あんた◯◯と付き合っとるんのけな?』

僕はなんとなく怒られるのかと思ったけど『はい。』と答えた。

『◯◯のこと好きなんか?』

ひるみながらも僕は答えた。

『好きです。』

Mさんが弾けるみたいに笑いながら言った。

『あんた、かっこいいよ!』

そしてまたひとしきり笑って

『握手して。』

といって小さな手を差し出してきた。
僕はかなり緊張したけど、Mさんの手を握った。
Mさんはその手を強く握り返して、またひとしきり笑って、
『頑張りない!』って言って去って行った。

軽快に跳ねるみたいなMさん独特の歩行を見ると、
僕はいまだにその時の後ろ姿を思い出します。


Mさんに27年ぶりに褒められた。
僕が愛用しているフランス製のライターをMさんが褒めてくれた。

『私もこれ好きなの。なかなか売ってないな、これ。』

『そうなんですよ。』

実は僕も他のを使うのが嫌で、わざわざ取り寄せたものだった。
もう数年これしか使ってないのだけど、いままで気にとめた人は一人もいなかった。
僕はその場でライターをMさんにプレゼントした。
Mさんはとても喜んでくれた。

いくつになっても美しい先輩に褒められるのは嬉しいことです。

ただ一つ残念だったこと。
Mさんの写真、撮るの忘れた。

無念です。




Mさんがあっという間に作ってくれた『カルビア』WELCOMEボード 天は何物与えるおつもり???


  

Posted by イチロウ at ◆2011年08月16日14:38