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母のアジ



三連休初日。

仕事が早く終わって、なんにも予定がなかったので、

母とドライブに行きました。

『ドライブに行こう』と誘って断られると『むかつく』ので

『墓参りに行こう』と誘ってみました。

高齢者の重い腰をあげるにはやっぱり『墓参り』が大変有効なようです。


宮川村の親戚のお墓にお参りして、そのまま富山へ。

ちょろっと釣りして帰ろうかと思ってたけど、

思い切って能登島まで足を延ばしてみることに。

道中、俳句をひねり続ける私。

母はずっと亡くなった父の事ばかり。

『お父さんとここ来たことある、、、』

『お父さんの車にはここに鏡が付いてた、、、』

『お父さんならもう発進してた、、、』

etc,etc...


能登は黄砂か花粉で全体にうっすら靄がかかったようでしたが、やはり絶景。

アオリイカ狙いのエギンガー(カップルばっかりだった!)の隅っこで、

サビキでアジを食べられる分。


高速にのってしまう前にこの辺りで夕食を、ということになったのですが、

まったく情報収集してなかったので、ちんぷんかんぷんの和倉温泉。

そうしたら母が、

『この辺りでは加賀屋旅館が有名。あっち。』

とキッパリ。

そういえば母は結婚前、日本旅行に勤務していたと聞いたことがあった。

部長だった母は結婚当時の父の数倍高給だったらしい。

母にナビられつつ、加賀屋旅館の歴史の説明を受ける。

母の言う通り、立派な旅館で食事も美味しかった。








帰り路も母は

『お父さんは・・・』モードに突入。

あきれましたが(笑)楽しい一日でした。


『THE・出不精母子』がこんな気分になれたのも、

森山良子さんと庄司智春さんのおかげかもしれないなぁ、、、と。

嫁に行ってもなお、清水家の『ムードメーカー』であり続けている姉に感謝。



ハナススキ
微動だにせず
飛騨盆地


能登路来る
野焼きの煙
五つ六つ


食べられるぶん
鯵釣って
帰りませう



  

Posted by イチロウ at ◆2011年10月09日13:38