THE CHRISTMAS SONG

イチロウ

2011年12月25日 00:11

Happy Birthday Jesus !!!

Happy Birthday 俺。

というわけで、

クリスマスの今日は、

クリスマスキャロルの定番中の定番のこの曲を.....。


THE CHRISTMAS SONG

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歌詞部分削除
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私の大好きなナット・キング・コール バージョンです。

私の数少ない『持ち歌』であるところの、

『smile』(←クリックしてみ)の作詞者と言われています。

ナタリー・コールのお父さんですね。

彼はピアニストでもあります。

私はボーカリストが弾くピアノが好きです。

大抵、ピアニストの弾くピアノよりもシンプルで、技巧に走り過ぎない。

『ピアニスト』の弾くピアノは、ちょっと『うるさい』と感じることが多いのです。



この曲には思い出がありまして、

数年前のある夏の日、初めて共演することになったフルート奏者のMさんと、

深夜までリハーサルをしておりました。

ジャズのスタンダード集をめくりながら、

どんな曲をライブで演奏しようか、実際に演奏しながら考えていたのです。

その最後の頁に、この『THE CHRISTMAS SONG』がありまして、

季節外れではありましたが、

Mさんがクリスチャンだったこともあって、演奏してみたのでした。

とても素晴らしい演奏でした。

Mさんとの共演が上手くいきそうだな、という感触をつかんで、

Mさんを送って家に帰ると、病院から電話が。

慌てて駆けつけましたが、入院中だった父はもう冷たくなっていました。

さっき演奏したばかりの『THE CHRISTMAS SONG』が、

頭の中をずっと流れていました。

きっと父はその演奏中に逝ったんだな、と私は思っています。


父はベース奏者でした。







父とは結局、一度も一緒に演奏することはありませんでしたが、

一度だけ、ライブに来てくれたことがありました。

いつも人一倍うるさい人だったのに、

借りてきた猫みたいに、静かに聴いていたのが忘れられません。


父はナット・キング・コールが大好きでした。

ナット・キング・コールの歌声を聴くと、父の声を、父の手を、思い出します。




Unforgettable

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