神通川

イチロウ

2011年11月26日 18:22



先日、かねてから田之本先生とお約束しておりました、

シーバス釣りに行って参りました。


シーバスとはスズキのことであります。

海釣りでは人気のターゲットでありますが、

今回はそのスズキをフライフィッシングで釣ろうということで、

はるばる飛騨からやって来た先生と教え子、であります。

結論から言いますと、釣れませんでした。

しかし大変、楽しい釣行でした。


それは神通川の河口に着いて、釣り支度を整え、

海へ出た瞬間、のことでした。

眼前に田之本先生の大好物がひろがったのです。

それがこちら。。。

ざん。







絶景とはこのことなり。


先生、興奮状態で、

『清水君はいつもこんなところで釣りをしとるのかぁ、、、ああ、、スバラシイ、、、、、』

とおっしゃいまして、

熱心に『あれが立山で、あれが薬師岳で、、、、』と説明してくださるのですが、

私はどれがどの山でも、まぁ、いいわけです。

『はぁ、なるほど。。。』

などと相槌をうちつつ、またいつもの

『ああ、この人はこんなものに、何故こんなに興味をもつんだろう?』

が始まってしまいまして、

田之本先生が自分とはまったく異なった『人種』に見えてくるのでした。


実は先生、この日、すっかり立山連峰に『やられて』しまいまして、

富山湾への挨拶程度に、竿を振っておられましたが、

しばらくすると、夕日に照らし出された山々を眺めつつ、

ただただ、ため息ついておられました。



残念ながら田之本先生、今回の同窓会には出席いただけないので、

先日の『野鳥』の時に、メッセージを録画させていただいたのですが、

『清水君、悪いが、ここで撮り直したい。』

とおっしゃって、立山連峰をバックに、再度我々へのメッセージをくださいました。

この時の先生の精神の高揚状態が、バッチリ録画されております。

来年の1月2日をお楽しみに。。。




先生がフライ竿を振られたのは実質1時間程。私は富山湾でフライ竿を振る人を、この時初めて見ました。









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