役得
先日の
この記事(←クリックしてみ)は、
このブログの読者の方ならお分かりかと思いますが、
我々の学年が入学した年の斐太高校の校長であられた、
森野 宏先生のお宅にお邪魔した時に書いたものです。
先生、相変わらずのユーモアたっぷりの皮肉で私を迎えてくださいました。
最近、高校時代の私が感じた森野先生の『高山の大人とは違う感じ』の秘密がわかりました。
森野先生は東京出身だったのです。
先生の言葉は標準語ではなく東京弁だったというわけです。
しかも森野先生の父上は一橋大学の教授だったらしい。
そして母上は俳人でいらっしゃった。
森野先生の『高山の大人とは違う感じ』の正体は
『東京の知識人』だったのです。
そして
この記事(←クリックしてみ)にも書きましたが、
森野先生は最近、熱心に俳句を作っておられます。
『私も俳句を始めました。』と申し上げたところ、大変喜んでくださって
最新の句集をくださいました。
「帰り花」は「狂い咲き」と同意。『「狂い咲き」は私には気障すぎる』と森野先生。
私が最初に作った句
蛍火と 君の嘘とを 比べをり
を先生にご披露いたしましたところ、
大変褒めてくださいました。
実は私、大変不遜なことではありますが、
なんとなく褒めて下さる自信があったのです。
何故だかよくわからないのですが、私は森野先生と気が合う気がしています。
次回は互いに互いの句を批評しましょう。というお約束をして、お別れしました。
私の良い所というか、得意技は、この恐れを知らぬ生意気っぷりでありますから、
相手が校長先生であろうと、遠慮はいたしません。
そして、私のこの生意気っぷりを、
先生が笑って許してくださる、という自信も何故だか・・・あるのです。