smile

イチロウ

2011年10月25日 13:10


なんだかんだいって、

私はこの生物に何度助けられたことかわからない。







ご存知タカボー君です。

レア写真、大公開。

ざん!








たーかやましりつみーなみしょーがっこう1ねん1くみですっ!







タカボー君とはこの当時からの大親友。

タカボーの明るさ、笑い、腕力に、

今まで何度、助けられたかわからないのです。



幼稚園時代、内気で泣き虫だった(←クリックしてみ)は、

小学校の入学式でも、涙を堪えるので必死だった。

そんな私に、

『いっちゃん、一緒に遊ばん!』

と声をかけくれたのがタカボーだった。

以来、私はタカボーの後をついてまわった。

学校に行くのが楽しみになっていった。

そして、どちらかというと活発な子になった。

タカボーが声をかけてくれなかったら、

内気で大人しい泣き虫のまま、思春期を迎えていたかもしれない。



亡くなった父もタカボーのことが大のお気に入りだった。

『橋本はどうしとる?』

と何度も私に尋ねた。

父はタカボーと話すのをいつも楽しみにしていた。


父が他界した時、タカボーは『おくりびと』になっていた。

一番学校中を笑わせたやつが、最後に選んだ職業が、葬儀屋。

皮肉な感じもするが、普段、一番明るいやつが神妙な顔をしてるというのは、

なにやら『有り難い』ものである。


父の死を病室で確認したあと、

母を病室に残して、私は病院の玄関を出た。

あの時の不思議な感じは忘れられない。

葬儀屋に電話しなきゃ、、、と思ったのである。

意外と冷静だなぁ、自分。と思った。

もうすぐ夜が明けるくらいの時間だった。

病院前のコンビニには人が居た。

 
 イマコウシテ病院ノ入リ口デ、
 煙草スッテル俺ヲ見テョ、
 実ハ父親ヲ亡クシタバカリナンダョ、
 ソウ見エル?
 見エナイデショ?
 驚イタ??

 

私はタカボーの葬儀屋を104で調べた。

電話すると留守番の人がでた。

私はその人に自分の父親が亡くなった旨を伝え、

『橋本さんに担当して欲しいんです。』

と言った。

留守番の人は困っていた。

『橋本には、まだとても葬儀は仕切れません、、、』


私は我に帰った。

やはり冷静じゃなかったようだ。

ちょっと考えればわかることである。

タカボーはまだ入社したばかりだった。


『そばに、いてくれるだけでいいんです。。。』

『あぁ、そういうことなら大丈夫です。出来る限りそうさせます。』


通夜も葬儀も、私は白い手袋したタカボーに案内されて、滞り無く終えることができた。

小学校ん時のまんまだな。。。

そう思った。



阿部寛やシルベスタ・スタローン、

もしくは『イタリア人全般に似てる』とよく言われている彼ですが、

私は秘かに喜劇王チャールズ・チャップリンだと思っている。




面白くて、落ち着きがなくて、優しくて、ちょっと悲しい。

そんなやつ。

タカボーくん

人生で一度しか言わないから、存分に刻むがよろしい。

君と同じ学年に生まれた幸運。
悩み多き思春期を振り返れば、
君のくれた笑いで
なんとかやり過ごすことができてた気さえするです。

ありがと。

いつだって、また『絶交』する覚悟で、
これからも君とは付き合っていく。

そのつもりで(笑)


この曲は、君に捧げるです。

唄うたびに、君がそばにいてくれるような気がするです。




生徒の勘違いを訂正してくださった先生。真ん中の先生は苦笑い、右の先生は大爆笑。エンディングはご愛嬌。



Smile  by Charles Chaplin John Turner,Geoffrey Parsons

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歌詞部分削除
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