フェチ
歌詞の中に『写真』もしくは『photograph』がある唄にハズレなし。
と思うです。
例えば、その名もずばり、荒井由美さん『卒業写真』
卒業写真のあの人は 優しい瞳をしてる、、、
椎名林檎さんの唄の中で一番好き『ギブス』
あなたはいつも写真を撮りたがる、、、
ドリカムは写真の唄いっぱい。なかでもやっぱり
『未来予想図Ⅱ』
ときどき二人で開いてみるアルバム
まだやんちゃな写真たちに 笑いながら、、、
この曲しかちゃんと知らないのだけど、大塚愛さん『恋愛写真』
夢中でシャッター切る私の心は 切ない幸せだった、、、
小さな部屋に飾られている
二人の笑顔 恋愛写真
ぱっと思いつくだけでも、こんなに。。。
書いてたら切なくなってきた。
秋のばか。
ロラン・バルトの写真論『明るい部屋─写真についての覚書』
誰かに貸したのだったか、今手元にないのですが、
もう一度買って読みたいくらい、素晴らしい本だった。
写真、もしくは写真を撮る行為に付きまとう切なさ。。。
バルトを引用するまでもないですね。
やはり人は喪失の予感と共にシャッターを切るのである。
私はそんなふうに撮られた写真が好きです。
蓮實重彥さんの小津安二郎論を読んで以来、
私は写真を撮ることが、とても苦手になってしまった。
母と小旅行した時も、田之本先生と釣りに行った時も、
なかなかファインダーを覗くことができなかった。
切なすぎるのである。
じゃぁ、いい事いうよ。
注目。
人は、旅行に行くから写真を撮るのではなくて、
写真を撮るための口実に、
旅行に行くのだ。
ちょっと理屈っぽい?
あなたの写真が撮りたいから、
旅にでませんか?
だめ?(笑)
修学旅行にて。当時は微塵も切なさを感じなかった集合写真。ニッシーの住所、誰か知りませんか?