盗作の才能
知ってる人も多いと思うけど、とりあえずこれ最後まで聴いてみてください。
この作者は中国人歌手の大張偉って人らしい。
ネット上ではかなり叩かれてます。
でもこの人、パクリ批判の声に、
「それはあなたがたが音楽を理解していない証拠だ」
と反論しているらしい。
不可解なのは大張偉さん、この楽曲に携わった人が、何故もうちょっと『巧く』パクらなかったのか?ということ。
やればできたはずである。
彼らが元ネタの気配を消すことなんて簡単だったはず。
なのにあえて残した。
というかまんま。
サビの最後、もうちょっとで終わる・・・ってあたりで急に大事MANブラザーズバンドの
『あの曲』に変わるのだけど(笑)
そこは何度聴いても吹き出してしまう。
きっと『被害者』であるはずのマサムネさまも笑っちゃったんじゃないだろうか。
この笑いはたんなる『あきれ』を通り越している。
何かの曲の最後の部分を何かの曲に替えたくらいでは、人は笑わない。し、呆れない。
これだけ笑える組み合わせは、なかなか無いと思う。
分析するに、説教くさいところなど微塵もないSPITZの歌詞世界に浸ってたリスナーが、最後の最後で歴史に残る『説教歌』の名フレーズによって一気に現実に引き戻される、この落差が引き起こす笑いなんじゃないだろうか。
私は盗作およびパクリを肯定するものではない。
ただ、バレない盗作と、『オリジナル』な作曲
両者に必要な『才能』と『労力』は、さして変わりないと思う。
違いは自分が作ったものが『オリジナル』だと言えてしまう『ロマンティック』さ
『それがぁ〜いちばん大事〜♪』