写真の撮られ方 partⅡ(上級編)
例1 『逆撮り』
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自分が腕におぼえのある
『写真家』であることを装い
『今、写真を撮ろうとしているお前にこそフォトジェニーが宿っている』
とでも言わんばかりに、撮影者を自分の『フレーム』に納めてしまう方法
被撮影行為に不馴れな被写体であっても、何かに熱中しているさまを撮影された場合には良い結果が生まれる場合が多い
いわゆる
『カメラ目線』の場面で人が動揺するのは、カメラを見つめる以外
『為すべき事が無い』からである
ならば逆に何かを為せばよいわけである
例2 『さりげなくフェイド・アウト』
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この場合、重要になるのは
タイミングである
われわれの目的は、写真を撮られないことではなく、精神的なダメージを最小限にとどめつつフレームに収まることである
あまりに早くフレームから外れようとすると、撮影者に気付かれてしまう恐れがある
撮影者の挙動に細心の注意を払いながら、シャッターが切られるであろうその瞬間をねらって
ゆっくり後ずさり
してみよう
自分に自分で
ソフトフォーカスをかけることができる
例3
『童心に返る』
したければしてください
一般的に撮影されるのことに嫌悪感を覚え始めるのは
思春期からであって、幼少期には大多数の人が自然な微笑みを印画紙に焼き付けることに成功している
自意識が芽生え始める少年時代には、被撮影行為に積極的に
加担する場合すらある
その象徴的な身体表現として挙げられるのが
ピ〜ス!
である。
フラワームーヴメントに端を発し、それへの賛同とともに
世界平和を呼びかける身体行為であった
『ピ〜ス!』は我が国において独自の進化、発展をとげ現在に至っている
しかし、成人するに従ってこの行為にも
『恥ずかしさ』が伴いはじめ、
できなくなるのが
普通である
いかがでしたか?
最後に、幸運にも『何気ない自然さ』でフレームに収まることができた例をご紹介しよう
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